クワイヤークラスのイベントも終わりに近づきます。5月末、私達の最後のコンサートがありました。6曲歌いましたが、その中でもFor Goodという曲はお別れの曲で歌詞がとてもよく、大好きです。
また、このコンサートの中でタレントショーがあり、私は日本から持参した相棒の三線を披露することに。クワイヤーの先生は日本の楽器に興味津々。オーディションにも受かり、何回も練習とイメージトレーニングをしました。
本番は数人の友達に手伝ってもらい浴衣に着替えました。会場は観客でいっぱいで、私はワクワク感でいっぱいでした。
そして、気持ちを整えステージへ!スポットライトに照らされ、一人でステージに立ちました。たくさんの拍手の中、「I LOVE YOU, MINNIE!」とミニーコールがありました。まるでスターになったような気分です。
三線とともに歌った曲は森山直太朗さんが作曲し、中孝介さんが歌う“花”です。(とても素敵な歌ですので、ぜひみなさんも調べてみてください。)日本語で、精一杯歌いました。大きな拍手と大歓声に包まれ、私は自分の気持ちが伝わった喜びと、三線をみんなに知ってもらえた嬉しさで心がいっぱいになりました。
たくさんの人が感動してくださり、中には涙を流してくださった人たちもいました。そして、歌い終えた後は、知らない人たちにも、「あなたの演奏は素晴らしかったわ!」とハグをしていただきました。
そして、クワイヤーのメンバーで歌うラストコンサートのラストソング。友達一人ひとりのことを思いながら歌うと自然と涙がこぼれました。どんな辛いことがあっても、みんなのところに行けば笑顔になり、元気になれる。そこは、まさに私の心の拠り所でした。私はクワイヤーのクラスに入り、たくさん成長しました。たくさんの友達を作り、音楽がもっと好きになりました。クワイヤーのみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
最後のコンサートは、涙で終わりました。